スマホ代を少しでも節約したいと考えているものの、格安ブランドが多すぎて自分に合う会社が分からず悩んでいませんか?
povo2.0とLINEMOはどちらも大手通信キャリアの高品質な回線を使える人気サービスですが、「トッピング方式」や「LINEギガフリー」などそれぞれ異なる仕組みを持っています。
povo2.0は基本料0円から必要なデータ容量や通話定額を自分で追加して使うシステムであり、LINEMOは毎月のデータ容量が決まっている月額定額プランでLINEアプリの対象機能がギガ消費なしで使えるサービスです。
どちらもオンライン専用プランのため、店舗での手厚い無料サポートが受けられない点やスマホ端末のセット購入ができない点には注意が必要です。
本記事では、後悔しない選択ができるよう、料金やデータ通信、通話オプションなど6つの項目で両者を分かりやすく比較して解説します。
ご自身のライフスタイルに合った最適なプランを見つけて、毎月のスマホ代を無理なく抑えましょう。
迷ったらこれ!診断チャートでpovo2.0かLINEMOを選ぶ
どちらのサービスを選ぶべきか迷っている方に向けて、簡単な診断フローチャートをご用意しました。
直感的に質問に答えていくだけで、自分にぴったりの回線がひと目で分かります。

ご自身の使い方や重視したいポイントを整理したうえで、それぞれの詳しいおすすめタイプを確認していきましょう。
povo2.0がおすすめなのはこんな人
まずは、povo2.0の利用が向いている人の特徴をチェックしていきましょう。
- 毎月のデータ使用量にバラつきがある人
- 使わない月はスマホ代を極力0円に抑えたい人
- 通信障害対策や仕事用として副回線(2台目)を持ちたい人
- 「24時間データ使い放題」で休日にまとめて動画などを楽しみたい人
povo2.0の最大の魅力は、基本料金0円のベースプランに必要なトッピングをアプリから自由に選んで購入できる柔軟な料金システムです。
データをまったく使わない月は出費を抑えられ、旅行や出張でたくさんネットを使いたい日だけ大容量データを追加するなど、無駄のない使い方ができます。
トッピングの種類や有効期限などの細かい利用ルールは時期によって更新されることがあるため、申し込み前に公式サイトで確認しておくと安心です。
LINEMOがおすすめなのはこんな人
続いて、LINEMOの利用が適している人の特徴をまとめました。
- 家族や友人との連絡にLINEの通話やビデオ通話をよく使う人
- 毎月決まったデータ容量を自動で使いたい人
- 手動で都度データを追加購入する作業を面倒に感じる人
- ソフトバンクやワイモバイルからスムーズに乗り換えたい人
LINEMOの最も大きな強みは、LINEアプリのトークや音声通話、ビデオ通話を利用してもデータ容量が消費されない「LINEギガフリー」が標準で付いている点です。
月々のギガ数を気にせず家族や友人との連絡を存分に楽しめるうえ、毎月一定の容量が自動付与されるため面倒なチャージの手間もかかりません。
対象となるプランの条件や最新のPayPayポイント還元キャンペーンなどをしっかり把握するためにも、契約前に一度公式サイトをチェックしてみてください。
1. 料金の比較:プランや手数料・支払方法など
月々の通信費を抑えるためには、基本料金だけでなく各種手数料や支払い方法の違いを把握することが大切です。
まずは両サービスの料金面における主な違いを一覧表にまとめました。
| 比較項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 月額基本料 | 0円 (トッピング制) | 990円〜3,960円 (段階制定額) |
| 家族割・光回線セット割 | なし | なし |
| 端末のセット販売 | なし (認定中古品のみ販売) | なし |
| 初月の料金 | 日割りなし (都度購入) | 日割り計算あり |
| 契約事務手数料 | 0円 (※6回線目以降は3,850円) | 3,850円 (※キャンペーン時は無料あり) |
| SIM再発行手数料 | SIMカード:3,850円 / eSIM:0円 | SIMカード:1,100円 / eSIM:0円 |
| 解約金(契約解除料) | 0円 | 原則0円 (※12カ月以内は990円または1,100円) |
| 支払方法 | クレジットカード、あと払い(ペイディ) | クレジットカード、口座振替、PayPay残高など |
povo2.0の大きなメリットは、基本料0円で必要な分だけギガを購入できるため、使わない月のコストを抑えられる点にあります。
ただし、180日間トッピングの購入がないと利用停止や契約解除になる点には注意が必要です。
一方、LINEMOは使ったデータ量に応じて自動で料金が決まるため、都度チャージする手間がかかりません。
しかし、毎月最低でも990円の固定費が発生する点や、初期費用として契約事務手数料がかかる点に留意する必要があります。
それぞれの項目について、以下でさらに詳しく解説していきます。
1-1. 基本プランを比較(割引前)
povo2.0は基本料金が0円で、データや通話定額を「トッピング」として追加購入する仕組みを採用しています。
| トッピング名 | データ容量 | 有効期間 / 料金(税込) |
|---|---|---|
| データ使い放題(24時間) | 無制限 | 330円 / 24時間 |
| データ追加1GB(7日間) | 1GB | 390円 / 7日間 |
| データ追加3GB(30日間) | 3GB | 990円 / 30日間 |
| データ追加20GB(30日間) | 20GB | 2,700円 / 30日間 |
| データ追加60GB(90日間) | 60GB | 6,490円 / 90日間 |
| データ追加150GB(180日間) | 150GB | 12,980円 / 180日間 |
対するLINEMOは、月々のデータ利用量に応じて2段階で料金が変動する月額定額プランを提供しています。
| プラン名 | データ容量 | 有効期間 / 料金(税込) |
|---|---|---|
| LINEMOベストプラン | 〜3GB 3GB超〜10GB | 990円 / 月 2,090円 / 月 |
| LINEMOベストプランV | 〜20GB 20GB超〜30GB | 2,970円 / 月(5分通話無料付) 3,960円 / 月(5分通話無料付) |
自分が必要なデータ容量と利用スタイルに合わせて、どちらの料金体系が合っているか確認してみましょう。
たとえば毎月3GB程度を使う場合、povo2.0(3GB・30日間)もLINEMO(3GBまで)も同じ990円で利用できます。
ただし、povo2.0は「60GB(90日間)」などをまとめて購入することで1カ月あたりの実質料金を安く抑える工夫が可能です。
一方のLINEMOは、データを3GB使い切っても自動で10GB(2,090円)の枠へ切り替わるため、追加購入の手続きをせずに通信を続けたい方に適しています。
月々の利用パターンが一定か、それとも変動が大きいかによって選ぶのがポイントです。
1-2. 割引適用後の料金を比較
大手通信キャリアでは一般的な「家族割」や「光回線とのセット割」について比較します。
povo2.0とLINEMOは、どちらも単体で安く設定されているため、家族割やインターネット回線との固定セット割は用意されていません。
| 割引項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 家族割引 | なし | なし |
| 光回線・自宅セット割 | なし | なし |
| 割引適用後の月額料金 | 通常料金のまま(割引なし) | 通常料金のまま(割引なし) |
両社ともに固定のセット割引がないため、「家族全員同じ会社にそろえる」「家のネット回線を指定のものにする」といった制約に縛られる心配がありません。
1人だけで契約しても最安水準の料金で利用できる点は、両者に共通する大きな強みです。
割引の有無を気にする必要がなく、提示されているシンプルな料金表だけで比較して決められます。
1-3. 端末の取り扱い状況や購入方法・料金を比較
契約と同時にスマートフォン本体を新しく買い替えたい場合の取り扱いについて確認します。
povo2.0とLINEMOは、どちらも新品スマートフォンのセット販売を行っていません。
それぞれの端末の準備方法や販売状況の違いは次の通りです。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 新品スマホの販売 | なし | なし |
| 中古スマホの販売 | あり (povo認定中古品を取り扱い) | なし |
| 端末の調達方法 | ・手持ちのスマホを継続利用 ・家電量販店やメーカーで購入 ・povo認定中古スマホを購入 | ・手持ちのスマホを継続利用 ・家電量販店やメーカーで購入 ・ソフトバンク等で端末のみ購入 |
povo2.0では、公式サイトを通じて「povo認定中古スマホ」を購入できる選択肢が用意されています。
対するLINEMOでは端末の取り扱いが一切ないため、手持ちの端末を使うか、Apple Storeや家電量販店などでSIMフリー端末を自分で用意する必要があります。
どちらの回線でも、利用予定の端末が各サービスの対応機種一覧(動作確認端末)に掲載されているか事前にチェックしておきましょう。
1-4. 初月の日割り計算を比較
月の途中で契約した場合、初月の料金がどのように請求されるかを比較します。
povo2.0は基本料金が0円であるため、初月の基本料に対して「日割り」という概念自体が存在しません。
契約時に購入したデータトッピングの料金がそのまま発生し、購入した時点から有効期間のカウントが始まります。
一方のLINEMOは、加入月の月額基本使用料および通話オプションの料金が日割り計算されます。
たとえばLINEMOを月の最終日に開通させた場合、月額料金は1日分のみの請求となるため、月半ばや月末でも損をすることなくスタートできます。
povo2.0も必要なタイミングで都度トッピングを購入する仕組みなので、どちらを選んでも契約タイミングで不利益を被る心配は少なくなっています。
1-5. 契約時にかかる手数料を比較
契約時に初期費用として発生する事務手数料を比較します。
契約手続きにかかる費用は、申し込み時の負担を大きく左右するポイントです。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 契約事務手数料 | 0円 | 3,850円 |
| 備考 | 同一名義で累計6回線目以降は3,850円 | キャンペーン適用で無料になる場合あり |
povo2.0は原則として契約事務手数料が無料となっており、初期費用を一切かけずに利用を開始できます。
ただし、過去1年以内に解約した回線を含めて同一名義で6回線以上契約する場合は、1回線あたり3,850円の手数料が発生します。
一方のLINEMOは通常3,850円の事務手数料がかかりますが、乗り換えキャンペーン等によって実質無料や割引になる場合があります。
初期費用を確実に0円に抑えたい場合はpovo2.0が手軽ですが、LINEMOもキャンペーン内容をチェックしたうえで検討するとよいでしょう。
1-6. SIMカード・eSIM発行手数料を比較
端末の故障や機種変更などで、SIMカードを再発行する場合の手数料を比較します。
手続きを行うSIMの種別(物理SIMまたはeSIM)によって料金設定が異なります。
| 手数料の種類 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| SIMカード再発行 | 3,850円 | 1,100円 |
| eSIM再発行 | 0円 (※当面の間無料、通常440円) | 0円 |
| SIMカードからeSIMへの変更 | 0円 (※当面の間無料) | 0円 |
| eSIMからSIMカードへの変更 | 3,850円 | 1,100円 |
eSIMの再発行やSIMカードからeSIMへの切り替えについては、両社ともに手数料がかかりません。
一方、物理的なプラスチックのSIMカードを再発行または変更する場合、povo2.0は3,850円、LINEMOは1,100円の手数料が発生します。
SIMカードの紛失や破損による再発行の費用は、povo2.0よりもLINEMOのほうが安価に設定されています。
将来的に端末を変更する可能性がある場合は、発行手数料が無料のeSIMを活用するのも賢い方法です。
1-7. 解約時にかかる手数料を比較
サービスを解約したり、他社へ乗り換えたりする際にかかる費用を整理します。
契約期間の縛りや解約金の設定について正しく把握しておきましょう。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 契約解除料(解約金) | 0円 | 原則0円 (※短期解約時のみ発生) |
| MNP転出手数料 | 0円 | 0円 |
| 条件・注意事項 | 契約期間の縛りなし | 12カ月以内の解約時は990円〜1,100円 |
povo2.0は契約解除料やMNP転出手数料が0円であり、いつ解約してもペナルティは発生しません。
LINEMOも基本的に解約金や転出手数料は不要ですが、加入月から12カ月以内に解約した場合は990円または1,100円の契約解除料がかかります。
また、LINEMOからソフトバンクやワイモバイルへ番号移行する場合には、3,850円の番号移行手数料が発生する点に注意が必要です。
手軽に試して合わなければすぐに乗り換えたいと考えている方は、解約条件の違いを念頭に置いておきましょう。
1-8. 料金の支払方法を比較
毎月の通信料金を支払う決済手段の違いについて比較します。
利用可能な支払い方法が自分に合っているか確認しておきましょう。
| 支払方法 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| クレジットカード | 対応 | 対応 |
| 口座振替 | 非対応 | 対応 |
| その他決済 | あと払い(ペイディ) | PayPay残高、ソフトバンクまとめて支払い |
LINEMOはクレジットカード決済に加えて、銀行口座からの引き落とし(口座振替)にも対応しています。
クレジットカードを持っていない方や、毎月の引き落としを銀行口座にまとめたい方にはLINEMOが便利です。
一方のpovo2.0は口座振替に対応していませんが、クレジットカードのほかに「あと払い(ペイディ)」を利用した支払いが可能です。
クレジットカード以外の決済方法を希望する場合は、ペイディを使うか口座振替を使うかで選択が分かれます。
2. データ通信の比較:電波エリアや通信速度など
日常的にスマホをストレスなく使うためには、電波の繋がりやすさや通信速度の仕様を把握しておく必要があります。
まずはデータ通信に関する主要なスペックや特徴の違いを一覧表にまとめました。
| 比較項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 対応SIM | SIMカード、eSIM | SIMカード、eSIM |
| 利用回線 (電波エリア) | au回線 (4G LTE / 5G) | ソフトバンク回線(4G LTE / 5G) |
| 4G対応バンド | Band 1, 3, 11, 18/26, 28, 41, 42 | Band 1, 3, 8, 11, 28, 41, 42 |
| 5G対応バンド | n3, n28, n77, n78 | n3, n28, n77, n257 |
| 通信速度 (通常時) | au回線と同等のキャリア品質 (ベストエフォート) | ソフトバンク回線と同等のキャリア品質 (ベストエフォート) |
| 通信速度 (低速・制限時) | 最大128kbps | ・ベストプラン:最大300kbps (15GB超で最大128kbps) ・ベストプランV:最大1Mbps (45GB超で最大128kbps) |
| データ 翌月繰り越し | 非対応 (有効期限ごとに消費) | 非対応 |
| データ 追加・増量機能 | アプリから都度トッピング購入 | 追加データ(550円/1GB)購入、オートチャージ機能 |
povo2.0のメリットは、24時間データ使い放題などの多彩なトッピングを使い分けることで、一時的な大量通信にも柔軟に対応できる点です。
ただし、トッピング未購入時や容量超過時の通信速度が最大128kbpsと非常に低速になる点には注意しなければなりません。
一方、LINEMOはソフトバンク回線の安定した通信環境に加え、上位プラン(LINEMOベストプランV)なら制限時でも最大1Mbpsの中速通信を維持できるのが強みです。
しかし、毎月余ったデータ容量を翌月に繰り越す仕組みがない点には留意する必要があります。
それぞれの項目について、以下でさらに詳しく解説していきます。
2-1. 対応SIMの比較
端末へセットするSIMの形式について、両サービスの対応状況を比較します。
povo2.0とLINEMOは、どちらも従来の物理的な「SIMカード」と端末内蔵型の「eSIM」の両方に対応しています。
契約時に選べるSIMタイプと利用時の特徴は以下の通りです。
| SIM種別 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| SIMカード (物理SIM) | 対応 (※通話+データプランのみ) | 対応 |
| eSIM | 対応 | 対応 |
| 最短開通時間 | eSIMなら即日開通可能 | eSIMなら即日開通可能 |
普段使っているスマホにカードを差し替えて使いたい場合はSIMカードを選び、郵送を待たずにすぐ開通させたい場合はeSIMを選択するのが便利です。
なお、povo2.0の「データ専用」プランを契約する場合はeSIMのみの提供となるため、物理SIMカードを選びたい方は「通話+データ」プランを選ぶ必要があります。
ご自身の端末がeSIMに対応しているかどうかを事前に確認したうえで、扱いやすいSIMのタイプを選択しましょう。
2-2. 電波エリアを比較
各サービスが提供している通信エリアの広がりや対応ネットワークを比較します。
povo2.0はKDDIのauネットワークを、LINEMOはソフトバンクネットワークをそのまま利用しています。
両サービスの電波エリアや通信規格の特徴は次の通りです。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 提供回線 | au回線 (4G LTE / 5G) | ソフトバンク回線 (4G LTE / 5G) |
| 人口カバー率 | 99%超 (4G LTE) | 99%超 (4G LTE) |
| 5Gの利用 | 無料で利用可能 | 無料で利用可能 |
| 衛星通信連携 | 順次展開予定 | SoftBank Starlink Direct対応予定 |
どちらのサービスも大手キャリアのメイン回線を直接使っているため、日本全国の幅広い生活エリアで快適に繋がります。
都心部や地下街、商業施設などの日常的な場所はもちろん、地方や山間部でも安定した通信品質が期待できます。
自宅や職場、通勤通学ルートでauとソフトバンクのどちらの電波が入りやすいかを確認し、電波状況が良い回線を選ぶのがおすすめです。
2-3. 対応バンドを比較
端末がキャッチできる周波数帯(バンド)の対応状況について比較します。
手持ちのスマートフォンをそのまま持ち込んで使う場合、端末側が各回線の周波数帯に適合しているか確認することが大切です。
主要なLTE(4G)および5Gの対応バンドは以下の通りです。
| 通信規格 | povo2.0 (au回線) | LINEMO (ソフトバンク回線) |
|---|---|---|
| 4G(プラチナバンド) | Band 18 / Band 26 | Band 8 |
| 4G(主要バンド) | Band 1, Band 3, Band 11, Band 41, Band 42 | Band 1, Band 3, Band 11, Band 41, Band 42 |
| 5G(Sub-6 / ミリ波) | n3, n28, n77, n78 | n3, n28, n77, n257 |
屋内や地下、障害物の多い場所で電波を遠くまで届ける「プラチナバンド」は、povo2.0がBand 18/26、LINEMOがBand 8を使用しています。
大手キャリアで購入したAndroid端末を持ち込む場合、他社回線のプラチナバンドに非対応のケースがあるため注意が必要です。
iPhoneシリーズであれば比較的新しい機種のほとんどが両社のバンドに対応しているため、動作確認端末一覧をチェックしてから申し込むと安全です。
2-4. 通信速度(通常時)を比較
通常時のデータ通信速度や回線品質の傾向について比較します。
povo2.0もLINEMOもMVNO(格安SIM)のように帯域を借りて運営しているわけではなく、大手キャリア自らが提供するオンライン専用ブランドです。
通常時の通信仕様や特徴は以下の通りです。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 回線種別 | MNO (au自社回線) | MNO (ソフトバンク自社回線) |
| 技術規格 | ベストエフォート型 | ベストエフォート型 |
| 混雑時間帯の傾向 | お昼や夕方でも高速通信を維持 | お昼や夕方でも高速通信を維持 |
格安SIMで速度低下が起きやすい平日昼休みの時間帯(12時〜13時)や帰宅ラッシュ時でも、両サービスは安定した高速通信を発揮します。
Webページの閲覧や高画質な動画視聴、SNSへの画像・動画投稿もスムーズに行うことが可能です。
混雑による極端な通信遅延を避けたい方にとって、どちらを選んでも十分満足できる通信速度が得られます。
2-5. 通信速度(低速時)を比較
プランのデータ容量を使い切った後や、トッピングの期限が切れた際の低速通信速度を比較します。
容量超過時の制限速度によって、ギガが切れた後のスマホの使いやすさが大きく変わります。
低速時の制限速度と仕様の違いは以下の通りです。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO(ベストプラン) | LINEMO(ベストプランV) |
|---|---|---|---|
| 制限時速度(第1段階) | 最大128kbps | 最大300kbps (10GB超時) | 最大1Mbps (30GB超時) |
| 制限時速度(第2段階) | なし | 最大128kbps (15GB超時) | 最大128kbps (45GB超時) |
| LINEギガフリー | なし | 対象 (ギガ消費なし・速度制限対象外) | 対象 (ギガ消費なし・速度制限対象外) |
povo2.0はトッピングなしの状態や容量超過時、通信速度が最大128kbpsまで落ちるため、テキスト送受信以外の操作はかなり厳しくなります。
対してLINEMOは「LINEMOベストプラン」で最大300kbps、「LINEMOベストプランV」なら最大1Mbpsの中速通信が可能です。
特に最大1Mbpsであれば、標準画質の動画視聴やSNS閲覧も実用的な範囲で利用できます。
さらに、LINEMOは速度制限がかかってもLINEアプリの対象機能は高速通信のまま使えるため、連絡手段を維持しやすい安心感があります。
2-6. データ繰り越しを比較
月末に使い切れず、余ったデータ容量の翌月繰り越しについて比較します。
余ったデータ容量の取り扱いルールは以下の通りです。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 翌月繰り越し | 非対応 | 非対応 |
| データの有効期間 | 各トッピングの規定期間(24時間〜180日間など) | 当月末まで |
LINEMOは月額制プランですが、余ったギガを翌月へ繰り越すことはできません。
一方のpovo2.0も一般的な「翌月繰り越し」には対応していませんが、「データ追加60GB(90日間)」や「150GB(180日間)」といった長期間有効なトッピングが用意されています。
複数カ月分のギガをまとめて買い、期間内であれば自分のペースで自由に消費できるため、実質的にデータを無駄にしない運用が可能です。
月ごとの利用の波が大きい方は、povo2.0の長期間トッピングをうまく活用すると出費を抑えられます。
2-7. データ増量オプションを比較
手持ちのギガが不足した際のチャージ機能や追加方法について比較します。
データ追加・増量に関するシステムの違いは次の通りです。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| データ追加方法 | povo2.0アプリから都度トッピング購入 | My Menuから追加データ購入 (1GB単位) |
| 追加料金(税込) | ・1GB:390円(7日間) ・24時間使い放題:330円 など | 1GBあたり550円 |
| 自動チャージ機能 | なし (都度手動購入) | あり (オートチャージ機能 / 快適モード) |
povo2.0ではアプリから数タップでトッピングを購入でき、「1GBだけ少し足す」「丸1日使い放題にする」など状況に応じた選択ができます。
LINEMOは1GBあたり550円で追加できるほか、ギガが切れた際に自動でチャージされる「オートチャージ(快適モード)」を設定しておくことも可能です。
速度制限によるストレスを完全に無くしたい場合はLINEMOの自動チャージが便利ですが、使いすぎを防ぎたい場合はpovo2.0の都度購入が適しています。
3. 音声通話の比較:通話料やオプションなど
電話をかける頻度が高い方や仕事でもスマホを使う方にとって、通話料の仕組みや関連オプションの充実は重要な比較ポイントです。
まずは音声通話に関する主な仕様やオプション料金の違いを一覧表にまとめました。
| 比較項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 国内通話料(通常) | 22円 / 30秒 | 22円 / 30秒 |
| 5分かけ放題 | 550円 / 月(トッピング) | ベストプラン:550円 / 月 ベストプランV:無料(プランに内包) |
| 完全かけ放題 | 1,650円 / 月(トッピング) | 1,650円 / 月 (※ベストプランVは+1,100円/月) |
| 通話専用アプリ | 不要 (標準電話アプリで発信) | 不要 (標準電話アプリで発信) |
| 留守番電話 | 330円 / 月(1件3分・100件・1週間) | 留守電パック(1件3分・30件・72時間) |
| 割込通話(キャッチホン) | 非対応 | 留守電パックに含まれる(着信転送等) |
| 国際電話(日本から海外へ) | 対応 (申込不要・従量制) | 対応 (月額0円・申込不要・従量制) |
| 国際ローミング(海外での利用) | 対応 (データトッピング等で利用) | 世界対応ケータイ (海外あんしん定額など対象プランあり) |
povo2.0のメリットは、通話をまったく使わない月は通話トッピングを外して基本料0円を維持しつつ、専用アプリなしで高品質な通話ができる点です。
ただし、割込通話(キャッチホン)などの一部通話機能に対応していない点には注意が必要です。
一方、LINEMOは「LINEMOベストプランV」を選べば最初から5分以内の国内通話無料が含まれており、標準の通話特典が手厚い点が魅力といえます。
しかし、基本プランのみの場合は通話ごとに22円/30秒が加算されるため、長電話をする際はオプション加入が欠かせない点に留意しましょう。
それぞれの項目について、以下でさらに詳しく解説していきます。
3-1. 通話料を比較
通話定額オプションに加入していない状態での国内通話料金を比較します。
普段あまり電話をかけない方でも、お店の予約や問い合わせなどで発生する通話コストを確認しておきましょう。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 国内通話料 | 22円 / 30秒 | 22円 / 30秒 |
| 発信方法 | スマホ標準の電話アプリ | スマホ標準の電話アプリ |
| LINE音声通話のデータ消費 | 通常のデータ容量を消費 | LINEギガフリーにより消費なし |
両社ともに標準の国内通話料は30秒あたり22円となっており、一般的な大手キャリアや格安SIMと同水準の設定です。
どちらも中継電話サービスのようなプレフィックス専用アプリを使う必要がなく、スマホに最初から入っている通常の電話アプリからそのまま発信できます。
また、家族や友人とのやり取りにLINEの音声通話を使う場合、LINEMOであれば「LINEギガフリー」によりデータ容量を消費せずに長電話を楽しむことが可能です。
電話回線での短い発信が多いのか、LINE通話がメインなのかによって通話代の節約しやすさが変わってきます。
3-2. 通話し放題オプションを比較
電話を頻繁にかける方向けの通話定額オプションについて比較します。
短時間の通話が多い方向けの「5分かけ放題」と、長時間の電話も安心な「完全かけ放題」がそれぞれ用意されています。
| オプション種別 | povo2.0 | LINEMO(ベストプラン) | LINEMO(ベストプランV) |
|---|---|---|---|
| 5分以内の通話かけ放題 | 550円 / 月 | 550円 / 月 | 0円(プラン料金に含む) |
| 完全かけ放題(24時間無制限) | 1,650円 / 月 | 1,650円 / 月 | 1,100円 / 月 |
| 5分超過時の通話料 | 22円 / 30秒 | 22円 / 30秒 | 22円 / 30秒 |
5分以内の短い電話を何度もかける場合、povo2.0とLINEMO(ベストプラン)はどちらも月額550円で同等のオプションを追加できます。
一方でLINEMOの「LINEMOベストプランV」を契約している場合は、月額料金内に5分かけ放題が最初から組み込まれているため、追加出費なしで利用できる点が大きなメリットです。
完全かけ放題についても両社ともに月額1,650円で追加できますが、LINEMOベストプランVなら差額の1,100円で完全かけ放題へアップグレードできます。
0570から始まるナビダイヤルなど一部の番号は定額対象外になる点に留意しつつ、毎月の通話時間に合わせて選びましょう。
3-3. 留守番電話サービスを比較
電話に出られない時にメッセージを預かってくれる留守番電話機能の違いを比較します。
仕事用回線としてスマホを使う方や、大事な電話の取りこぼしを防ぎたい方には重要なオプションです。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| サービス名 | 留守番電話サービス | 留守電パック |
| 月額料金(税込) | 330円 | 留守電パック月額料(キャンペーン時は割引あり) |
| 伝言の保存件数 | 100件 | 30件 |
| 伝言の録音時間 | 1件あたり最大3分 | 1件あたり最大3分 |
| 伝言の保存期間 | 1週間(7日間) | 72時間(3日間) |
| セット機能 | 単体機能 | 留守番電話、着信転送、着信お知らせ |
povo2.0は月額330円で最大100件、1週間の長期保存に対応しており、たくさんの伝言を長期間残しておきたい場合に適しています。
LINEMOの「留守電パック」は保存件数が30件・保存期間72時間となりますが、着信転送や着信お知らせ機能がセットで提供されている点が特徴です。
なお、預かった伝言メッセージを再生する際には、どちらのサービスでも所定の通話料が発生する点には注意が必要です。
保存期間の長さや付帯する転送機能などを考慮して、自分の業務や生活スタイルに合うサービスを選びましょう。
3-4. 国際ローミングを比較
海外へ渡航した際に、現地の通信ネットワークを使って通話や通信を行う機能について比較します。
海外旅行や出張に行く機会がある方は、渡航先での利便性や料金設定を事前に確認しておくことが欠かせません。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 国際電話(日本発→海外着) | 対応(申込不要・国別従量制) | 対応(月額0円・申込不要・国別従量制) |
| 海外通話(海外発着信) | 対応(国別従量制) | 対応(世界対応ケータイ・国別従量制) |
| 海外データ通信 | 海外用データトッピングを都度購入 | 海外あんしん定額(※対象プランなら無料特典あり) |
日本国内から海外へ電話をかける国際電話は、両社ともに事前申し込み不要で利用でき、渡航先に応じた通話料が都度発生します。
海外滞在時のデータ通信については、povo2.0はアプリから渡航先に合わせた海外専用トッピングを必要な日数分だけ購入して使う仕組みです。
LINEMOは「世界対応ケータイ」を通じて利用でき、対象プランであれば「海外あんしん定額」の定額国Lプランが毎月最大7日分まで追加料金なしで利用できる特典が用意されています。
短期の海外渡航が多い方であればLINEMOの特典が役立ちますが、行く国や滞在日数に応じてどちらが安く済むか比較して活用しましょう。
4. キャンペーンの比較:キャッシュバックや端末割引など
乗り換えや新規契約を行う際にお得な特典を受けられるかどうかは、初期費用や実質的な維持費を大きく左右します。
まずは両サービスのキャンペーンに関する主な特徴や違いを一覧表にまとめました。
| 比較項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 主な還元特典 | au PAY 残高還元(他社乗り換え対象) | PayPayポイント還元(乗り換え・新規等) |
| 還元条件・内容の例 | 他社から乗り換え(MNP)で対象データ容量代金の50%相当を還元 | 他社から乗り換えや新規契約、増額キャンペーン等で所定のポイントを付与 |
| 端末購入時のセット割引 | なし(新品セット販売なし、提携ストア等のクーポン配布あり) | なし(端末のセット販売自体を行っていない) |
| 契約事務手数料の割引 | そもそも通常0円(※6回線目以降を除く) | 期間限定の契約事務手数料無料キャンペーンあり |
| 通話オプション割引 | 不定期開催 | 通話オプション割引キャンペーン2(7カ月目まで割引) |
povo2.0の大きなメリットは、乗り換え時に購入したデータトッピングの半額相当が電子マネーとして戻ってくる点や、普段から契約手数料がかからない点にあります。
ただし、特典を受けるにはSIM有効化後の指定日数以内に対象トッピングを購入し、au IDを連携させるといった細かい達成条件を満たす必要があります。
一方、LINEMOは買い物など幅広い場所で使えるPayPayポイントの大型還元や、契約事務手数料が無料になるキャンペーンを頻繁に開催している点が魅力です。
しかし、他社からの乗り換えと新しい電話番号での新規契約とで付与されるポイント数が異なる場合がある点や、ポイントの付与時期まで継続利用が必要な点に注意しなければなりません。
それぞれの項目について、以下でさらに詳しく解説していきます。
4-1. キャッシュバック(ポイント還元)を比較
契約時に進呈される電子マネーやポイントの還元特典について比較します。
両社ともに現金そのものの手渡しではなく、それぞれのグループが手掛ける共通バーコード決済サービスの残高やポイントで付与される形式を採用しています。
開催されている主なポイント還元施策や条件は以下の通りです。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 特典の名称(例) | 本気割キャンペーン! | PayPayポイントプレゼントキャンペーン、LINEMO週穫祭など |
| 付与されるポイント種別 | au PAY 残高 | PayPayポイント |
| 主な還元内容 | 他社からの乗り換えで対象データ容量代金の50%相当をau PAY 残高で還元 | 他社からの乗り換え等で数千円〜1万円相当以上のPayPayポイント付与 |
| 適用条件 | ・他社からのMNP転入・SIM有効化後7日以内に対象トッピング購入・au IDの連携 | ・対象プランの契約・他社からの乗り換えまたは新規契約・所定の開通手続き完了 |
| 付与時期の目安 | SIM有効化の翌月末まで | 開通後の所定月(My Menu等での確認) |
povo2.0では「本気割」として、他社から乗り換えて対象トッピングを購入すると、そのデータ代金の50%相当がau PAY 残高として戻ってきます。
大容量のトッピングを購入するほど還元される金額も大きくなるため、まとまったギガを前もって確保したい方にとって実質的な節約効果が高くなります。
対するLINEMOでは、プラン契約に応じてPayPayポイントがプレゼントされる「LINEMO週穫祭」などの増額イベントが定期的に実施されています。
付与されたPayPayポイントは街中のお店やネット通販でそのまま使えるだけでなく、LINEMOの毎月の利用料金の支払いに充当することも可能です。
日常的にau PAYを使う機会が多い方はpovo2.0、PayPayを利用する頻度が高い方はLINEMOのキャンペーンを狙うのが効果的です。
4-2. 端末割引を比較
契約と同時にスマートフォンを安く買い替えたい場合の端末割引について比較します。
大手通信キャリアのメインブランドでは端末購入補助が充実していますが、両サービスの取り扱い状況には大きな制限があります。
端末購入に関する割引やキャンペーンの有無は次の通りです。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 端末セット購入時の直接値引き | なし | なし |
| 外部連携による購入特典 | Google ストア対象製品の割引クーポン配布など不定期開催 | なし(乗り換え専用の特別オファー案内等のみ) |
| 中古スマホの購入サポート | povo認定中古スマホの購入が可能(※キャリア購入補助プログラムは対象外) | なし |
LINEMOはスマートフォン本体の販売を一切行っていないため、端末の購入代金が直接割引されるようなキャンペーンは存在しません。
そのため、新しいスマホが欲しいときはApple Storeや家電量販店などでSIMフリー端末を定価で購入するか、自分でセールを探して調達する必要があります。
povo2.0も回線契約とセットでの新品スマホ割引はありませんが、Google ストアで使える割引クーポンがもらえるキャンペーンを定期的に実施しています。
さらに、バッテリー容量80%以上が保証された「povo認定中古スマホ」を安価に購入できる専用窓口も用意されています。
スマホ本体の値引きを期待して申し込むのではなく、どちらも「通信回線のみをお得に契約する場所」と割り切って利用するのが失敗しないポイントです。
5. サポートの比較:保証や実店舗対応など
スマホを毎日安心して利用するためには、故障時の補償や困ったときの対面サポート環境を把握しておくことが欠かせません。
まずはサポート面における主要な機能やサービスの違いを一覧表にまとめました。
| 比較項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 端末補償サービス | povoのスマホ保険(月額190円〜) | 持込端末保証(月額715円) |
| フィルタリングサービス | あんしんフィルター for au(月額0円) | あんしんフィルター / ファミリーリンク(月額0円) |
| 実店舗での申し込み受付 | 非対応(オンライン専用) | 非対応(オンライン専用) |
| 実店舗での相談・初期設定 | 非対応(※auショップ等の窓口なし) | 一部対応(有料の店頭スマホサポート) |
| 問い合わせ窓口 | 公式アプリ・チャット窓口 | LINE・チャット窓口 |
povo2.0の大きなメリットは、月額190円からという手頃な料金で加入できる端末保険が用意されている点です。
ただし、実店舗での対面サポートや有料の初期設定サービスなどは一切用意されていない点に注意が必要です。
一方のLINEMOは、全国のソフトバンクやワイモバイルの店舗で有料の「店頭スマホサポート」を受けられる安心感があります。
しかし、iPhone向けの持込端末保証など一部の補償メニューが新規受付を停止している場合がある点には留意しなければなりません。
それぞれのサポート内容について、以下でさらに詳しく解説していきます。
5-1. 加入できる保証を比較
手持ちのスマートフォンが故障や破損した際に備える端末保証サービスを比較します。
両社ともに端末のセット販売を行っていないため、手持ちの端末を対象とする補償サービスを提供しています。
加入できる保証プランの料金や補償内容は以下の通りです。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 保証サービス名 | povoのスマホ保険 | 持込端末保証 |
| 月額料金(税込) | 190円〜 | 715円 |
| 対象端末 | 日本国内で販売された正規スマホ | Android端末、iPad等(※iPhone向け一部停止中) |
| 補償内容 | 画面割れ・破損・水濡れ・故障等の修理費用補償 | 配送交換・配送修理、バッテリー劣化交換 |
| 自己負担金(1回あたり) | 3,000円〜 | 6,600円(※上限10万円まで) |
povo2.0では、au少額短期保険が提供する「povoのスマホ保険」に加入でき、最低月額190円からの手頃な掛け金で修理費用の補償を受けられます。
LINEMOの「持込端末保証」は月額715円で、故障時の配送修理だけでなく端末の交換サービスやバッテリー劣化時の交換にも対応しています。
ただし、LINEMOの持込保証はiPhone向けの専用プランが受付を停止している時期があるため、利用端末に応じた受付状況の事前確認が必要です。
掛け金を抑えて修理代の実費に備えたいならpovo2.0、本体交換などの手厚いサービスを重視するならLINEMOが適しています。
5-2. フィルタリングサービスを比較
未成年のお子様が安心してスマートフォンを利用するためのフィルタリング機能を比較します。
危険なWebサイトへのアクセス制限やアプリの利用制限を設定できる大切な仕組みです。
提供されているサービスの内容や月額費用は以下の通りです。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| サービス名 | あんしんフィルター for au | あんしんフィルター / ファミリーリンク |
| 月額利用料 | 0円(無料) | 0円(無料) |
| 対象OS | iOS、Android(※Android 9.0以上) | iOS 13.0以降、Android 7.0以降 |
| 主な機能 | Web制限、アプリ利用制限、利用時間帯設定 | 不適切サイト遮断、利用状況の確認 |
| 申し込み | 必要 | 必要(※未成年利用時は加入必須) |
両社ともに青少年の安全を守るフィルタリングサービスを月額無料の0円で利用できます。
povo2.0では「あんしんフィルター for au」を提供しており、お子様の年齢に合わせて制限の強度を変えたり、スマホの使いすぎを防ぐ時間制限をかけたりすることが可能です。
LINEMOでも未成年(18歳未満)の利用時には加入が必須となっており、iPhone向けには「あんしんフィルター」、Android向けには「ファミリーリンク」を案内しています。
どちらの回線を選んでも費用をかけずにお子様の安全対策を行えるため、安心して持たせることができます。
5-3. 実店舗を比較
トラブルが起きた際や初期設定が分からない場合の、街のショップでの対面サポート環境を比較します。
格安のオンライン専用ブランドであるため、大手キャリアの通常プランとは店舗での扱いが大きく異なります。
実店舗における窓口対応やサポートの有無は次の通りです。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 店舗での契約・申込 | 非対応(WEB・アプリのみ) | 非対応(WEBのみ) |
| ショップでの相談対応 | 非対応(auショップでの対応不可) | 原則非対応(※無料の契約相談窓口はなし) |
| 店頭サポートサービス | なし(すべてオンライン対応) | あり(ソフトバンク/ワイモバイル店舗での有料サポート) |
| 主なサポート窓口 | アプリ内チャット、AI自動応答 | 公式LINE、Webチャットサポート |
povo2.0は徹底したコスト削減を行っているため、auショップなどの店頭窓口は利用できず、問い合わせはすべてアプリやチャットに限定されます。
一方、LINEMOも申し込みや無料相談はオンライン限定ですが、全国のソフトバンクやワイモバイル取扱店で有料の「店頭スマホサポート」を受けられます。
初期設定や操作方法などに不安があり、「有料でもいいから対面で教えてもらいたい」という方にはLINEMOのほうが安心です。
完全オンラインで自己解決できる方はpovo2.0、いざというときに店舗へ駆け込みたい方はLINEMOを検討してみましょう。
6. 経済圏の比較:ポイントアップ対象と独自特典
普段利用している決済サービスやポイント経済圏との相性は、回線を選ぶうえで大切な検討要素となります。
まずは両サービスのポイントプログラムや独自特典の違いを一覧表にまとめました。
| 比較項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 関連経済圏 | Pontaポイント / au PAY | PayPayポイント / ソフトバンク経済圏 |
| 利用料金に対するポイント付与 | なし(※au PAY カード決済時の通常還元のみ) | なし(※PayPayカード決済時の通常還元のみ) |
| 貯まったポイントの利用先 | au PAY 残高にチャージして支払いに利用など | 携帯料金の支払いに充当可能(My Menuから設定) |
| 独自特典・サービス | ・povo Data Oasis(ローソン等で無料ギガ獲得)・各種タイアップトッピング | ・LINEギガフリー・LINEスタンプ プレミアム無料(※ベストプランV限定) |
| 会員優待(LYPプレミアム等) | Pontaパスは有料(※一部特典制限あり) | 無料付帯なし(※別途月額508円等の有料加入が必要) |
povo2.0の大きな強みは、街中の店舗やコンビニと連動してギガが手に入る独自の仕組みが用意されている点です。
ただし、ソフトバンクやauのメインブランドのように、契約しているだけでショッピングのポイント倍率が跳ね上がる優待制度はない点に注意が必要です。
一方、LINEMOはLINEアプリを通信量フリーで利用できるほか、貯まったPayPayポイントを月々の通信費に直接充当できる便利さがあります。
しかし、ワイモバイルやソフトバンクに付帯する「LYPプレミアム」の無料特典が付かない点には留意しなければなりません。
それぞれの項目について、以下でさらに詳しく解説していきます。
6-1. ポイント経済圏を比較
各ブランドが連携しているポイント制度や、通信料金の支払いを通じたポイント還元について比較します。
生活圏でどのポイントをメインに貯めているかによって、日々の利便性が異なります。
両社のポイントプログラムや充当機能の詳細は以下の通りです。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 連携ポイント | Pontaポイント | PayPayポイント |
| 通信料金の支払いによる還元 | ポイント付与対象外 | ポイント付与対象外 |
| ポイントによる料金支払い | au PAY 残高経由でトッピング購入等に活用 | 毎月の利用料金(基本料・通話料等)に直接充当可能 |
| ショッピング還元アップ | なし(au経済圏の通信契約者限定アップは対象外) | なし(Yahoo!ショッピングの契約者限定特典なし) |
両社ともに格安の料金設定となっているため、スマホ代の支払額自体に対して直接ポイントが貯まる制度はありません。
ただし、LINEMOは「My Menu」から設定を行うことで、買い物等で貯めたPayPayポイントを1ポイント=1円として毎月の請求代金に充当できます。
povo2.0はPontaポイントを直接充当するのではなく、au PAY 残高へチャージしたうえで支払い手段として活用する流れになります。
貯めたポイントを通話料や基本料の支払いにダイレクトに充てて節約したい方には、LINEMOの連携仕様が扱いやすく感じられます。
6-2. 独自特典を比較
他社にはないユニークな独自機能や、付帯する限定サービスについて比較します。
日常の行動パターンや連絡手段の使い方によって、受けられる恩恵が大きく分かれます。
提供されている主な独自特典のラインナップは以下の通りです。
| 項目 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| データ獲得特典 | povo Data Oasis(ローソン来店等で無料データ獲得) | なし |
| コラボ・タイアップ | 商品やサービス引換券がセットのトッピングを随時販売 | なし |
| コミュニケーション特典 | なし | LINEギガフリー(トーク・音声・ビデオ通話が消費ゼロ) |
| アプリ追加特典 | なし | LINEスタンプ プレミアム(ベーシック)無料(※ベストプランV) |
povo2.0では「povo Data Oasis」を活用することで、全国のローソン店舗等へ行くたびに無料のデータ容量を受け取れるユニークな仕組みを展開しています。
日頃からコンビニに立ち寄る機会が多い方であれば、手持ちのギガを無理なく補充して通信費をさらに節約できます。
対するLINEMOは、連絡用アプリとして定着しているLINEのギガ消費がゼロになる「LINEギガフリー」が最大の魅力です。
さらに上位プラン(LINEMOベストプランV)を契約すれば、1,200万種類以上の対象LINEスタンプが追加料金なしで使い放題になります。
コンビニ等での買い物ついでにギガを獲得したいならpovo2.0、LINE通話やスタンプを頻繁に利用するならLINEMOを選ぶのがおすすめです。
povo2.0を利用する前の注意点と契約までの流れ
povo2.0へ申し込む前に、あらかじめ確認しておきたい注意点をまとめました。
- 180日間有料トッピングの購入がないと順次利用停止や契約解除になる点
- 手続きやサポートの窓口はオンラインのみで実店舗での対応がない点
- 新品スマホのセット販売を行っていないため端末を自分で用意する必要がある点
- キャリアメールの提供がない点
- 同一名義で累計6回線目以降の契約時は事務手数料3,850円がかかる点
povo2.0の契約手続きは店舗へ足を運ぶ必要がなく、WEBや専用アプリから24時間いつでも簡単に進められます。
手元に本人確認書類とクレジットカード等を用意しておけば、案内に沿って入力していくだけで短時間で申し込みが完了します。
LINEMOを利用する前の注意点と契約までの流れ
LINEMOへ申し込む前に、あらかじめ把握しておきたい注意点をまとめました。
- 新品スマホのセット販売を行っていないため端末を自分で用意する必要がある点
- 契約事務手数料として通常3,850円の初期費用が発生する点
- 12カ月以内に解約すると所定の契約解除料(990円または1,100円)がかかる点
- 使わずに余ったデータ容量の翌月繰り越しができない点
- キャリアメールの提供がなく店舗での無料相談窓口も用意されていない点
LINEMOの申し込み手続きはすべてWEB上で完結し、画面の指示に従って操作するだけで手軽に手続きできます。
MNPワンストップに対応しているため、事前の予約番号取得も不要で手軽に新しいプランをスタート可能です。
まとめ:基本料0円と自由なトッピングならpovo2.0!LINEギガフリーと安心の定額ならLINEMOがおすすめ
povo2.0とLINEMOは、どちらも大手キャリアの高品質な回線を低価格で利用できる非常に魅力的なサービスです。
しかし、基本料0円で都度トッピングを追加するスタイルと、毎月決まった容量が自動で使える定額スタイルとでは、使い勝手や適した生活パターンが大きく異なります。
ご自身の毎月のデータ使用状況や連絡手段を振り返りながら、より快適にスマホ代を節約できるブランドを選びましょう。
povo2.0の特徴まとめ
povo2.0の大きな特徴や強みは以下の通りです。
- 基本料0円からスタートできる柔軟なトッピングシステム
- 「24時間データ使い放題」など用途に合わせて無駄なくギガを追加可能
- 通常時の契約事務手数料が無料(累計6回線目以降を除く)
- 安心のau自社回線による高品質な高速5G/4G通信
- テザリングやeSIMの利用が追加料金なしで可能
LINEMOと比較した際のpovo2.0の最も優れている点は、毎月の固定費に縛られず「基本料0円」で回線を維持できる自由度の高さにあります。
「使わない月は出費を極力ゼロに抑えたい」「副回線として持っておき、必要な時だけデータを購入したい」という方にとって、これ以上ない柔軟な運用が可能です。
契約期間の縛りや初期費用もかからないため、まずは手軽に自分好みの使い方を試してみてはいかがでしょうか。
LINEMOの特徴まとめ
LINEMOの大きな特徴や強みは以下の通りです。
- LINEアプリのトークや音声・ビデオ通話が通信量ゼロで使える「LINEギガフリー」
- データ使用量に応じて無理なく自動で切り替わる安心の月額プラン
- 「ベストプランV」ならLINEスタンププレミアムが追加料金なしで利用可能
- ソフトバンク自社回線による安定したキャリア品質ネットワーク
- 手持ちの端末を持ち込んでそのまま契約できる分かりやすいオンライン手続き
povo2.0と比較した際のLINEMOの最も優れている点は、都度チャージする手間がなく、連絡手段である「LINE」をギガ消費ゼロで存分に利用できる点です。
家族や友人とのLINE通話が多い方や、毎月のデータ管理をすべて自動で済ませて安定した通信環境を維持したい方にとって、ストレスのない快適な環境が整っています。
現在開催されているお得なキャンペーンや特典を活用して、毎日のスマホ代を上手に節約してみましょう。








