• 今の電話番号のまま、もう1本回線を追加できるのか?
  • 新しく番号が増えて管理がややこしくならないか?
  • LINEや認証用の番号はどう扱われるのか?

スマホにサブ回線(デュアルSIM)を追加しようと考えた際、多くの方が電話番号の扱いで上記のような疑問を抱きます。

そこで本記事では、サブ回線を追加したときの電話番号の仕組みや仕様、番号が2つになるメリットを紹介します。

また、番号を増やしたくない場合の対処法まで図解付きで分かりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

【結論】サブ回線を入れると電話番号は「2つ」になる

結論からお伝えすると、スマホにサブ回線(音声通話付きプラン)を追加契約した場合、電話番号は基本的には「2つ(メイン用+サブ用)」になります

基本的には1つの電話番号を2つの回線で共有できない

「メイン回線の電話番号のまま、通信障害対策としてサブ回線も同じ番号で持ちたい」という要望は非常に多いですが、通信業界の基本的な仕様として1つの電話番号を2つの異なるSIM(回線契約)で共有することはできません

一部例外として、大手キャリアが提供する「副回線サービス」やApple Watch向けの「ワンナンバーサービス」等がありますが、これらは月額費用が高めであったり通信速度の制限などがあります。

そのため、格安SIMやpovoなどをサブ回線にする場合は新しい電話番号がもう1つ発行されると覚えておきましょう。

電話番号が2つに増える仕組み(デュアルSIMの仕様)

デュアルSIM対応のスマホ(iPhone XS以降や多くのAndroid端末)では、内部で2つのSIMが独立して動作しています。

◆実際にデュアルSIM運用している様子(Android端末)
  • 主回線(SIM 1):従来の電話番号(家族や知人、銀行等の登録用)
  • 副回線(SIM 2):新しく発行されたサブの電話番号(障害対策や仕事用など)

スマホの画面上では、着信時や発信時に「どちらの番号を使うか」を簡単に選択・確認できるため、2つの番号が混ざって混乱することはありません。

サブ回線で2つの電話番号を持つ3つのメリット

電話番号が2つになると管理が大変そうに思えますが、実は使い方次第で生活上の大きな利点になります。

1. 仕事用とプライベート用で番号を分けられる

1台のスマホで2つの番号を持てるため、「プライベート用の番号」と「仕事・プライベート以外の登録用の番号」を明確に区別できます。

仕事専用のスマホをもう1台持ち歩く必要がなくなり、プライベートの番号を不要なサービスや知らない相手に教えずに済むため、セキュリティやプライバシー保護の面でも安心です。

2. LINEやSNSのアカウントを2つ作れる

LINEや多くのSNS・マッチングアプリなどは「1つの電話番号につき1アカウント」という制限があります。

サブ回線で新しい電話番号を手に入れることで、LINEアカウントや各種SNSのアカウントを2つ所有・運用することが可能になります。

3. 着信時にどちらの番号宛てか画面でひと目でわかる

「2つも番号があると、どっちにかかってきたか分からないのでは?」と心配される方も多いですが、現代のスマホは非常にスマートです。

電話がかかってきた際、画面上にメイン回線を表す【1】や、サブ回線の【2】といったラベルが明記されます。

◆メイン回線にかかってきた時の様子
◆サブ回線にかかってきた時の様子

表示内容や着信音を分けることもできるため、電話に出る前に焦ってしまう心配はありません。

今の電話番号のままサブ回線を追加したい場合の対処法

電話番号が2つに増えるのは管理が面倒、今の番号のまま通信障害対策だけしたいという方には、以下の対処法があります。

データ通信専用プランを活用する方法(番号を増やさない)

新しい電話番号を増やしたくない場合は、音声通話機能がついていないデータ通信専用SIM(データ専用プラン)をサブ回線として契約するのがおすすめです。

データ専用SIMであれば、電話番号による音声通話機能自体がつかない(またはデータ専用の番号が割り当てられるだけ)ため、通話用の番号が2つ増えて困ることはありません。

また、月額料金も音声通話付きプランより安く抑えられます。

キャリアの「副回線サービス」を利用する場合の注意点

ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアでは、メイン回線が障害を起こした際、もう一方のキャリア回線を予備として使える「副回線サービス(月額数円〜数百円)」を提供しています。

既存の契約にオプション追加する形のため手軽ですが、以下の点に注意が必要です。

副回線サービスの注意点
  • 通信速度が極めて遅い(通信障害時の最小限のやり取り用)
  • データ容量がごく僅か(月数十MB〜数百MB程度)
  • 格安SIMやpovoを直接契約するよりコスパが悪い場合がある

「普段のギガ足し」や「格安でデータ通信も使いたい」という目的であれば、副回線サービスよりもpovo 2.0やLINEMOなどを単体でサブ契約する方がはるかに快適でコスパが良いのが実情です。

まとめ:用途に合わせて番号ありかデータ専用を選ぼう

サブ回線を追加した際の電話番号について、重要なポイントをまとめます。

サブ回線の追加で失敗しないためのポイント
  1. サブ回線(音声付き)を入れると電話番号は基本「2つ」になる
  2. 2番号あると仕事用・プライベート用の使い分けやSNSの2アカウント運用ができる
  3. 番号を増やしたくないなら「データ専用SIM」を選ぶのがベスト

「通信障害対策」と「月々のギガ節約」を両立させたいなら、使わない月は基本料0円で維持できるpovo 2.0や、月額440円から使えるIIJmioのデータ専用eSIMなどが非常に人気です。

ご自身のメイン回線(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)と相性の良い「最安・最強のサブ回線」の組み合わせについては、以下の比較ランキング記事で詳しく解説しています。

準備中:【初心者向け】スマホのサブ回線とは?メリット・必要性と失敗しない選び方をわかりやすく解説

編集部

「番号が2つになるとややこしそう…」と感じるかもしれませんが、実際に設定してみると「発信時にボタン1つで切り替えるだけ」なので、拍子抜けするほど簡単です。

プライベートの番号を守るセキュリティ用としても2つ目の番号は役立ちますので、ぜひ気軽に試してみてくださいね!