• メイン回線の電話番号があるから、サブ回線に新しい電話番号はいらない
  • 電話は使わないからネット(データ通信)だけ使えるサブ回線を安く持ちたい

通信障害対策や毎月のギガ(データ容量)不足対策としてサブ回線を検討する際、このように考える方は非常に多いです。

結論から言うと、サブ回線は電話番号のないデータ通信専用(データ専用プラン)で契約することが可能です。

通話機能がつかない分、月額料金をさらに安く抑えることができます。

この記事では、データ専用サブ回線の仕組みやメリット、向いている人の特徴、契約前に知っておくべき注意点まで分かりやすく解説します。

サブ回線は電話番号なし(データ専用)で契約できる?

まずは、音声通話機能がない「データ通信専用」のサブ回線に関する基本仕様から解説します。

【結論】データ専用SIMなら電話番号なしで格安で持てる

携帯会社や格安SIMでは、通話機能がついた「音声通話付きプラン」のほかに、ネット通信だけに特化したデータ通信専用プラン(データ専用SIM)を提供しています。

電話番号を使った発着信(音声通話)ができない代わりに、音声プランよりも月額料金が数百円ほど安く設定されているのが最大の特徴です。

通信障害時にLINEやGoogleマップが使えればOK、YouTubeやSNS用のギガを補完したいという目的であれば、データ専用プランで十分な役割を果たしてくれます。

「音声通話付き」と「データ専用」の料金・仕様の違い

2つのプランの違いをシンプルに比較すると、以下のようになります。

項目音声通話付きプランデータ通信専用プラン
 電話番号の発行あり
(090/080/070等)
なし
(※識別用の番号のみ)
 標準電話での発着信 可能 不可
 LINE通話・データ通信 可能 可能
 月額料金の目安やや高め(月990円〜)安め(月440円〜)
 本人確認の手続き厳格(免許証など必須)簡易(不要な場合あり)

一部のデータ専用eSIM(povo 2.0やIIJmioなど)は、本人確認書類の提出が簡易的で、申し込みから数分で開通できる点もメリットです。

電話番号なしのサブ回線が向いている人の特徴

音声通話のないデータ専用サブ回線は、どのような人に適しているのでしょうか。

具体的な活用例を3つ紹介します。

1. 通信障害時の「ネット接続(データ通信)」だけを確保したい人

サブ回線を持つ一番の理由が「万が一の通信障害対策」という方です。

メイン回線が圏外になっても、データ専用のサブ回線さえ繋がっていれば、LINEでのチャット・通話、PayPay等の決済、WEB検索、地図アプリのナビ機能はすべて問題なく動作します。

「標準の電話機能(090等での通話)」を使わないのであれば、データ専用回線でコストを最小限に抑えながら強固な命綱を作ることができます。

2. iPadやサブ端末・タブレットで使いたい人

1台のスマホでデュアルSIM運用するだけでなく、2台目のサブスマホやiPad・タブレット端末にサブ回線を入れたい場合もデータ専用プランが最適です。

タブレット端末の多くはもともと電話機能に対応していないため、無駄な通話基本料を払うことなく、格安で単体通信ができるようになります。

3. とにかく月額料金を数百円〜0円近くに抑えたい人

サブ回線にかかる固定費を1円でも安くしたいコスト重視派の方にもぴったりです。

例えば、IIJmioのデータ専用eSIMなら2GBで月額440円という缶コーヒー数本分の価格で維持できます。

また、povo 2.0のデータ専用eSIMを活用すれば、使わない月は基本料0円で持っておくことも可能です。

データ専用サブ回線を選ぶ際の2つの注意点

メリットの多いデータ専用サブ回線ですが、契約前に知っておくべきデメリット・注意点が2つあります。

1. 110番・119番などの「緊急通報」ができない

データ専用SIMからは、110番(警察)や119番(消防・救急)などの緊急通報ダイヤルにかけることができません

メイン回線が生きている間は問題ありませんが、仮にメイン回線が通信障害で完全に使えなくなった場合、サブ回線(データ専用)側から緊急通報を行うことはできない点に注意が必要です。

緊急時の連絡手段として、家族へのLINE通話やWEB上の災害用伝言板などを活用する準備をしておきましょう。

2. SMS認証(2段階認証)が使えない場合がある

アプリのログインや会員登録時によく使われる「SMSによる2段階認証」ですが、完全なデータ専用SIMではSMSを受信できません

  • データ専用SIM:SMS受信不可
  • SMS機能付きデータSIM:SMS受信可能(月額数百円アップ)

LINEアカウントを新しく作成したり、銀行アプリの認証を行いたい場合は、SMS機能付きのデータプランを選ぶか、音声通話付きのサブ回線(povo 2.0等)を選ぶ必要があります。

準備中:サブ回線(デュアルSIM)でSMSが届かない!原因と端末別の対処法を徹底解説

まとめ:データ通信専用でおすすめのサブ回線プラン

データ専用のサブ回線について重要なポイントを復習しましょう。

データ通信SIMで失敗しないためのポイント
  1. サブ回線は「電話番号なし(データ専用)」で契約すると料金が安い
  2. LINE通話・決済・マップ検索などネット通信全般は問題なく使える
  3. 緊急通報(110番等)やSMS認証ができない点だけ注意が必要

「とにかく安くデータ通信のバックアップがほしい」という方には、以下のサービスがサブ回線として非常に優秀です。

  • povo 2.0(データ専用eSIM):基本料0円で待機可能・本人確認なしで即開通
  • IIJmio(データ専用eSIM):月額440円(2GB)で安く安定維持

ご自身のメイン回線(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)に合わせて、一番安くお得に組み合わせられるサブ回線の比較については、以下の記事を参考にしてみてください!

準備中:【通話なし】データ通信専用のサブ回線おすすめ比較!iPadやサブ端末に最適な格安SIM

編集部

「普段の電話はメイン番号で十分」という方にとって、データ専用のサブ回線は最も無駄のない選択肢です。

通話機能がつかない分、契約手続きも数分で終わるサービスが多いので、ぜひ気軽に通信障害対策を始めてみてくださいね!