LINEMOの申し込みが完了したら、手元のスマートフォンで副回線として使えるように初期設定を行いましょう。
1台のスマホで2つのSIMを同時に使う「デュアルSIM」設定は、手順さえ理解していれば決して難しくありません。
適切な設定を行うことで、通信障害時の自動切り替えやギガの節約など、サブ回線のメリットを最大限に引き出せます。
しかし、APNの設定ミスや不要な構成プロファイルの残留によって、電波がうまくつながらないトラブルも散見されます。
本記事では、LINEMOをサブ回線としてスマホに設定する事前準備から、iPhone・Android別の全手順と便利な活用法まで徹底解説します。
再確認:LINEMOをサブ回線で使うための3つの準備
設定作業をスムーズに進めるために、あらかじめ必要なアイテムや環境が整っているか再確認しましょう。
準備しておくべき重要な要素は以下の3点です。
- 届いたLINEMOのSIMカードまたはeSIM開通案内(QRコード)
- 安定したWi-Fiインターネット接続環境
- SIMピン(物理SIMカードをスロットに挿入する場合)
事前の準備をしっかり整えておくことで、作業途中で設定が滞るのを防ぐことができます。
準備①:届いたLINEMOのSIMカードまたはeSIM開通案内
物理SIMを契約した方は自宅に届いたSIMカードパッケージ、eSIMの方は開通案内メールやQRコードを準備します。
eSIMの設定を行う際は、QRコードを表示するための別端末(PCやタブレット)があるとスムーズに進められます。
準備②:安定して通信できるWi-Fi環境
APNプロファイルのダウンロードやeSIMのプロファイル取得には、安定したインターネット通信が必要です。
設定の途中で通信が切断されるとエラーの原因となるため、電波の良いWi-Fi環境で行いましょう。
準備③:SIMトレイ取り出し用のSIMピン(物理SIMの場合)
スマートフォン側面のSIMカードスロットを開けるためのSIMピンを用意します。
端末の購入時に付属していた純正ピンのほか、ペーパークリップの先端を伸ばしたものでも代用が可能です。
【iPhone版】LINEMOをサブ回線に設定する手順
iPhoneでLINEMOを副回線として登録し、通信を開始できるようにするまでの手順を解説します。
作業全体の流れは以下の通りです。
各ステップを順番に進めることで、iPhone上で2つの回線を綺麗に共存させることができます。
STEP1 SIMの挿入またはeSIMプロファイルの読み込み
物理SIMの場合はSIMトレイを開けてLINEMOのSIMを挿入し、eSIMの場合は「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」を開きます。
表示された画面から別画面のQRコードをスキャンし、eSIMプロファイルを端末内にインストールします。
STEP2 回線の名称(ラベル)を「副回線」や「LINEMO」に設定
複数の回線を一目で見分けるために、追加したLINEMOの回線に分かりやすい名称を付けます。
標準の「副回線」のままでも問題ありませんが、「LINEMO」や「仕事用」と変更しておくと発信時の誤操作を防げます。
STEP3 デフォルトの音声回線およびモバイルデータ通信回線の選択
普段メインで使用する電話発信用の回線と、ネットサーフィン等に使うデータ通信回線を選択します。
「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオフにしておけば、意図せずサブ回線側のギガが消費されるのを防げます。
STEP4 LINEMO用APN設定(必要に応じてプロファイル構成)
最新のiOSでは自動認識されますが、通信が始まらない場合は公式指定のプロファイルをSafariからダウンロードします。
他社の古い構成プロファイルが残っていると干渉して繋がらないため、不要なプロファイルはあらかじめ削除してください。
STEP5 通信・通話の接続テストと発信確認
Wi-Fiをオフにした状態でブラウザを開き、Webページが正常に表示されるか確認します。
あわせて通話テストを行い、アンテナピクトが2段表示になっていればiPhoneでのサブ回線設定は完了です。
【Android版】LINEMOをサブ回線に設定する手順
AndroidスマートフォンでLINEMOを副回線として設定する手順を解説します。
全体の設定ステップは以下の通りです。
端末のメーカーによってメニュー名が多少異なりますが、基本的な設定項目は共通しています。
STEP1 SIMカードのセットまたはeSIMのダウンロード
端末の電源を切り、物理SIMを空いているSIMスロットに挿入するか、「設定」>「ネットワークとインターネット」>「SIM」からeSIMを追加します。
画面の案内に沿ってQRコードを読み込み、プロファイルのダウンロードを完了させます。
STEP2 APN(アクセスポイント名)の新規追加と保存
「アクセスポイント名」の設定を開き、一覧に「LINEMO」がない場合は新規作成を行います。
APN名に「plus.acs.jp」、ユーザー名とパスワードに「lm」と入力し、設定を保存して選択状態にします。
STEP3 通話・SMS・データ通信の優先SIM設定
SIM設定画面に戻り、通話やSMS、データ通信それぞれについて優先的に使用するSIMを指定します。
普段は主回線に設定しておき、LINEMOを使いたい場面だけ手動で切り替える運用がおすすめです。
STEP4 優先ネットワーク設定とVoLTEの有効化
ネットワーク設定内で「4G/5G(推奨)」が選択されていることと、VoLTE機能がオンになっていることを確認します。
高音質通話やスムーズな発着信を行うために必須の設定項目となります。
STEP5 アンテナ表示の確認と通信テスト
画面上部のステータスバーに2組のアンテナピクトが表示されていることを確認します。
モバイルデータ通信をLINEMOに切り替えた状態でインターネット検索を行い、正しく接続できれば設定完了です。
LINEMOのサブ回線をもっと便利に使うおすすめの活用方法
デュアルSIMの設定が完了したら、2つの回線を上手に使い分けてスマホをより快適に活用しましょう。
日常的に役立つおすすめのテクニックを3点紹介します。
その1:通信障害が起きた際に手動でデータ通信先を素早く切り替える
メインキャリアで電波障害が発生した際は、スマートフォンの設定画面からデータ通信の参照先をLINEMOへ切り替えます。
瞬時にソフトバンクの安定した回線へと接続が切り替わり、非常時でも途切れることなく情報収集が可能です。
その2:LINE利用時だけLINEMOに切り替えて主回線のギガを温存する
LINEMOはLINEギガフリーに対応しているため、データ通信をLINEMOにしておけばLINE利用中のデータ消費がゼロになります。
月末などに主回線のギガが残りわずかになった際、連絡手段をLINEMOへ逃がすことで容量オーバーを防げます。
その3:端末のデータ警告機能を使い「月3GB」を確実にキープする
LINEMOベストプランは3GBを超えると自動的に料金が上がるため、端末側の機能でデータ使用量に上限を設定しておきます。
2.8GB前後に警告を設定しておくことで、意図しない使いすぎを防ぎ、最安の月額990円での運用を維持できます。
LINEMOのサブ回線設定でよくある質問
スマートフォンへのサブ回線設定時につまずきやすいポイントと解決策をまとめました。
トラブルが生じた際は以下の内容を確認してみてください。
アンテナピクトが立たず「圏外」や「サービスなし」と表示されます
端末の機内モードを一度オンにしてからオフにするか、スマートフォン本体を再起動してみてください。
また、以前使っていた他社の構成プロファイルが残っていると電波を掴まない原因になるため、不要なプロファイルを削除してください。
デュアルSIMにするとスマートフォンのバッテリー消費は早くなりますか?
2つの電波を同時に待ち受けるため、単一のSIMで運用する場合に比べてバッテリー消費はやや早くなります。
バッテリー持ちを重視したい場合は、使用しない時間帯だけサブ回線のトグルをオフにして待受を一時停止させる運用も有効です。
通話着信時にどちらの電話番号にかかってきたか判別できますか?
着信画面に「主回線」や「副回線」といった設定したラベル名が表示されるため、どちらの番号宛ての電話か一目で分かります。
仕事用とプライベート用で応答時の挨拶を使い分けたい場合でも、落ち着いて対応することが可能です。
まとめ:LINEMOをサブ回線に設定して快適なスマホライフを始めよう!
LINEMOをサブ回線としてスマホに設定すれば、万が一の通信トラブルへの備えと通信費節約を両立できます。
- iPhone・Androidともに簡単な手順でデュアルSIM設定が可能
- APN設定の適用や不要な他社プロファイルの削除が成功のポイント
- 緊急時のデータ切り替えやLINEギガフリーで日常の利便性が大幅アップ
- 端末のデータ警告設定を取り入れることで維持費を最小限に抑制
設定作業は一度完了してしまえば日常的に再設定する必要はありません。
本記事の手順に沿って初期設定を済ませ、安心で快適なデュアルSIMライフを今すぐ手に入れましょう!








