タブレットでの通信用やデュアルSIMのデータ専用サブ回線として、月額料金を抑えられるデータ通信専用SIMを探している方は多いはずです。

しかし、LINEMOではデータ通信専用プランを提供しておらず、契約できるのはすべて電話番号が付与される「音声通話SIM」のみとなっています。

もっとも、LINEMOの音声通話SIMは月額990円からと他社のデータ専用プラン並みに安く、使い方次第ではデータメインのサブ回線としても十分に役立ちます。

本記事では、LINEMOにデータ専用プランがない理由や音声通話SIMをサブ回線にする際の注意点、おすすめの運用方法や他社データ専用プランとの比較まで分かりやすく解説します。

LINEMOの音声通話SIMをデータ専用のサブ回線にする際の注意点

LINEMOの音声通話SIMをデータ用途メインで運用する場合、純粋なデータ専用SIMとは異なる仕様上の注意点がいくつか存在します。

契約後に想定外のトラブルや余計な出費を招かないよう、事前に確認しておきましょう。

注意点①:契約時には本人確認書類の提出が必須になる

音声通話機能が付帯するSIMであるため、携帯電話不正利用防止法に基づき契約時の本人確認書類提出が義務付けられています。

手軽に申し込める一部のプリペイドデータSIM等とは異なり、運転免許証やマイナンバーカード等を用いた審査が必要です。

注意点②:12ヶ月以内の早期解約には契約解除料が発生する

LINEMOでは、回線開通月から12ヶ月以内に解約する場合にプランに応じた契約解除料(990円〜1,100円)が請求されます。

「通信速度のテストとして1〜2ヶ月だけ試して解約する」といった使い方をすると違約金がかかるため注意が必要です。

注意点③:デュアルSIM運用時の緊急通報に関する端末の制約

他社の音声SIMと併用してデュアルSIM運用を行う場合、データ通信側の設定状況によっては110番や119番への緊急通報が制限される端末があります。

非常時にもスムーズに発信できるよう、端末側の設定や音声発信のデフォルト設定を正しく構成しておくことが重要です。

注意点④:余ったギガの翌月繰り越しができない

LINEMOでは、当月中に使い切れなかったデータ容量を翌月に繰り越すことができません。

データ通信専用として使っている場合、月によってデータ消費量に極端な偏りがあるとギガが無駄になりやすいため留意しましょう。

音声SIMでもお得!LINEMOをデータメインのサブ回線で使うおすすめの運用方法3選

音声通話機能が付いているLINEMOの強みを活かし、データ専用回線として使いこなすための具体的な活用テクニックを紹介します。

ご自身の利用用途に合わせて、最適な運用パターンを見つけてみてください。

その1:テザリングをフル活用してPCやタブレットの外出用ネット環境にする

LINEMOでは、申し込み不要かつ無料でテザリング機能を利用できます。

カフェや出先でのリモートワーク時にスマホからPCへ電波を飛ばすことで、高額なモバイルWi-Fiルーターを契約する手間とコストを削減できます。

その2:LINEギガフリーを活かして家族やサブ機との通信量をゼロにする

LINEアプリによるメッセージ送受信や音声・ビデオ通話は、どれだけ使ってもデータ通信量が消費されません。

サブ機やタブレットでの日常的な連絡をLINEに集約させることで、月間のギガ数を気にせず使い続けることが可能です。

その3:通信障害対策として普段は「月額990円」で待機させておく

LINEMOベストプランは3GBまでなら月額990円(税込)で維持できるため、予備回線としてのランニングコストが非常に低く抑えられます。

主回線がドコモやau、楽天モバイルなどで電波障害に陥った際のみデータ通信をLINEMOへ切り替えることで、確実なリスクヘッジが完成します。

データ通信専用プランにこだわりたい人が検討すべき他社候補3選

「どうしても本人確認なし・格安でデータ通信のみを契約したい」「純粋なデータ専用SIMが欲しい」という方は、他社サービスの利用も検討対象に入ります。

用途に合わせて使い分けられる代表的な選択肢を整理しました。

  • povo2.0:基本料0円で必要なときだけデータをトッピング購入できる回線
  • IIJmio:eSIMのデータ専用プランが非常に安くタブレット用途に強い格安SIM
  • 楽天モバイル:従量制で使った分だけ支払えデータ通信の制限がない回線

それぞれの回線によって維持費や通信品質が異なるため、LINEMOの通信品質やLINEギガフリーの利点と比較しながら選ぶことが重要です。

①基本料0円で必要なときだけ購入できる「povo2.0」

基本料金が0円となっており、必要な容量をトッピング形式で追加して利用できるのが大きな特徴です。

完全に通信障害時の予備回線として寝かせておきたい方にとっては、固定維持費を限りなくゼロに近づけられる有力候補となります。

②データ専用eSIMが月額440円から使える「IIJmio」

IIJmioのデータ専用eSIMプランは2GBで月額440円(税込)から提供されており、データ専用SIMならではの安さを誇ります。

タブレットでのちょっとしたWeb閲覧やマップ確認など、小容量通信を最安コストでまかないたい方に適しています。

③使った分だけ段階的に支払える「楽天モバイル」

使ったデータ量に応じて3GB、20GB、無制限と自動でステップアップする料金体系を採用しています。

データ専用のプランも用意されており、毎月のデータ使用量が多く大容量を気兼ねなく消費したい方に向いています。

LINEMOのデータ通信利用についてよくある質問

データ通信をメインとしてLINEMOを契約する際によく寄せられる疑問点をまとめました。

手続きを始める前に細かい不安を解消しておきましょう。

通話を一切利用しなくてもペナルティや追加費用はかかりませんか?

音声通話機能を使わずにデータ通信のみを使い続けても、規約上のペナルティや追加費用は一切発生しません。

月額料金は実際に使ったデータ量に応じた基本使用料のみが請求されるため、安心してデータ専用機として運用できます。

iPadやAndroidタブレットにSIMを挿して使えますか?

SIMロックが解除されたセルラー対応のiPadやタブレットであれば、LINEMOのSIMを挿してデータ通信が利用可能です。

ただし、タブレット端末ではSMS送受信や音声通話機能が制限される場合があるため、データ通信メインの機器として割り切って使いましょう。

店舗での契約やサポートを受けることはできますか?

LINEMOはオンライン専用プランのため、ソフトバンクショップなどの店頭窓口では手続きやサポートを受けられません。

申し込みやAPNなどの初期設定は、公式サイトの案内を確認しながらご自身で行う必要があります。

まとめ:LINEMOはデータ専用サブ回線としても高コスパ!賢く活用しよう

LINEMOにはデータ通信専用プランはありませんが、月額990円から使える音声通話SIMをデータ用途に活用することで十分に高い費用対効果を得られます。

本記事のおさらい
  • LINEMOは音声通話SIMのみの提供だがデータ専用機としても問題なく利用可能
  • 月額990円から維持できテザリングやLINEギガフリーが無料で使い放題
  • 本人確認の手間や12ヶ月以内の契約解除料には注意が必要
  • 純粋なデータ専用SIMにこだわる場合はpovo2.0やIIJmioなども比較候補

ソフトバンクの高品質な通信網を低コストでサブ回線に備えたい方は、ぜひLINEMOの音声通話SIMをデータ用として活用してみてください。