スマートフォンの普及に伴い、1台の端末で2つの携帯会社を併用する「デュアルSIM」の活用が一般的になってきました。
特に、通信障害時のバックアップ回線の確保や、ギガ消費の大きいスマホゲーム・SNSの通信量節約を目的として、リンクスメイトをサブ回線に選ぶ方が増えています。
またLinksMate(リンクスメイト)は、物理的なSIMカードだけでなく即日開通が可能なeSIMにも対応しており、簡単な初期設定(APN設定)を行うだけで手軽にサブ回線として運用を開始できます。
しかし、「iPhoneとAndroidでプロファイル設定やAPNの入力手順がどう違うのか分からない」「2つの回線をどう切り替えて設定すればいいのか不安」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、スマホでリンクスメイトをサブ回線に設定するための事前準備から、iPhone・Android別の詳しい初期設定手順、繋がらないときの対処法や便利な活用術まで分かりやすく解説します。
再確認:リンクスメイトをサブ回線で使うための3つの準備
スムーズにサブ回線の開通・設定を進めるためには、作業を始める前に必要な環境や端末の仕様を確認しておくことが欠かせません。
設定途中で思わぬエラーや通信トラブルを起こさないよう、まずは以下の3つの項目をチェックしておきましょう。
- 端末がデュアルSIM仕様(nanoSIM×eSIMなど)に対応しているかの確認
- 端末のSIMロック解除状況およびNTTドコモ回線への対応確認
- 安定したWi-Fi通信環境とSIMカード(またはeSIMプロファイル)の準備
これら3つの準備が事前に整っていれば、初期設定を迷うことなく10分程度で完了させることができます。
準備①:スマホがデュアルSIMに対応しているか確認
1台のスマートフォンでメイン回線とリンクスメイトを同時に利用するには、端末自体がデュアルSIM機能に対応している必要があります。
「nanoSIM+eSIM」の組み合わせや「nanoSIM×2(デュアル物理SIM)」など、端末によって対応しているSIMの組み合わせ形式は異なります。
契約したリンクスメイトのSIM形状(物理SIMカードまたはeSIM)とお手元の端末の対応スロットが一致しているか、事前に仕様表等で必ず確認してください。
準備②:端末のSIMロック解除状況の確認
他社キャリア(auやソフトバンクなど)で購入したスマートフォンを利用する場合、SIMロックが解除されているか、あるいはSIMフリーモデルであるかを確認します。
SIMロックがかかったままの状態では、リンクスメイトのドコモ回線電波を端末が正常に認識できません。
また、公式サイトの「動作確認済み端末一覧」ページを開き、お使いの端末がリンクスメイトで正常に動作することが確認されているかも併せてチェックしておきましょう。
準備③:Wi-Fi環境の確保とSIMカード/eSIMプロファイルの準備
初期設定を行う際には、インターネット経由でAPN構成プロファイルをダウンロードしたり、eSIMの通信プロファイルを読み込んだりする作業が発生します。
そのため、リンクスメイトのモバイル通信が開通する前でも安定してネットに繋がる「Wi-Fi環境」が必須となります。
手元に届いたリンクスメイトのSIMカード、またはマイページに表示されるeSIM開通用のQRコード・設定用コードを準備した上で設定作業に入りましょう。
【iPhone版】リンクスメイトをサブ回線に設定する手順
iPhoneでリンクスメイトをサブ回線(デュアルSIM)として利用する場合、プロファイルのインストールと回線の役割分担設定を行います。
iPhoneにおける具体的な初期設定の全体像は以下の通りです。
各ステップを順番通りに進めることで、迷うことなくスムーズにデュアルSIM環境を構築できます。
STEP1:物理SIMの挿入またはeSIMプロファイルのダウンロード
物理SIMを利用する場合は、iPhoneの電源を切った状態で側面のSIMトレイを引き出し、リンクスメイトのnanoSIMカードを確実にセットして電源を入れ直します。
eSIMを利用する場合は、Wi-Fiに接続した状態でiPhoneの「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」を選択します。
PCや別端末の画面に表示させたリンクスメイトのマイページの開通QRコードをiPhoneのカメラで読み取るか、手動でアクティベーションコードを入力してプロファイルを端末に追加してください。
STEP2:APN構成プロファイルのダウンロードとインストール
iPhoneでリンクスメイトのデータ通信を行うためには、専用のAPN構成プロファイルを取り込む必要があります。
Wi-Fiに接続した状態で標準ブラウザの「Safari」を起動し、リンクスメイト公式サイトの案内ページから構成プロファイルをダウンロードします。
ダウンロード後、iPhoneの「設定」アプリのトップに表示される「プロファイルがダウンロード済み」をタップし、画面右上の「インストール」を選択してパスコードを入力し完了させます。
STEP3:モバイル通信プランの名称設定(主回線・副回線の区別)
2つの回線が端末に認識されると、それぞれの通信プランに名称を付ける画面が表示されます。
普段メインとして利用している回線を「主回線」、リンクスメイトの回線を「副回線」や「リンクスメイト」など、ひと目で区別できる名称にカスタマイズします。
名称を明確に分けておくことで、電話の発信時やデータ通信の切り替えを行う際にどちらの回線を使用しているか迷わずに判断できるようになります。
STEP4:デフォルト回線(通話用・データ通信用)の割り当て
最後に、それぞれの回線の用途(デフォルトの役割)を割り振っていきます。
通常の音声通話発信をどちらで行うか、SMSの送受信をどちらで行うか、そして「モバイルデータ通信」をどちらのSIMで接続するかを画面上で選択します。
リンクスメイトのカウントフリーや通信容量をメインで使いたい場合は、「モバイルデータ通信」の項目でリンクスメイトの回線を選択してください。
設定画面にある「モバイルデータ通信の切替を許可」をオフにしておくことで、意図しない主回線側のパケット消費を防ぐことができます。
【Android版】リンクスメイトをサブ回線に設定する手順
Androidスマートフォンでリンクスメイトをサブ回線に設定する場合は、アクセスポイント名(APN)の手動入力とSIMの優先設定を行います。
Androidにおける初期設定の全体像は以下の通りです。
Androidは機種によってメニュー名に若干の違いがありますが、基本的な設定の流れは共通しています。
STEP1:SIMのセットまたはeSIMの追加
端末の電源をオフにしてからSIMスロットを引き出し、リンクスメイトのSIMカードを正しい向きでスロットに装着します。
eSIMを利用する場合は、Wi-Fi環境に接続した状態で端末の「設定」>「ネットワークとインターネット」>「SIM」に進み、「SIMを追加」をタップします。
マイページに用意されている開通QRコードをカメラでスキャンし、プロファイルのダウンロードを完了させてください。
STEP2:アクセスポイント(APN)の手動設定と保存
端末起動後、「設定」>「ネットワークとインターネット」>「SIM」からリンクスメイトの回線を選択し、「アクセスポイント名」を開きます。
画面右上のメニューや「+」ボタンを押し、新しいAPN情報として公式サイトに記載されている指定の項目(APN名:linksmate.jp、ユーザー名、パスワード、認証タイプ等)を正確に入力します。
入力を終えたらメニューから「保存」を選択し、一覧の中から新規作成したリンクスメイトのAPNにチェックを入れて接続先に指定します。
STEP3:通話・SMS・データ通信で使用するSIMの切り替え設定
APNの設定が完了したら、「設定」>「SIMとモバイルネットワーク」等の管理画面へ戻ります。
画面内に「通話」「SMS」「モバイルデータ」の優先設定項目が表示されるため、それぞれの通信でメイン回線とリンクスメイトのどちらを使用するか指定します。
リンクスメイトをデータ通信専用のサブ回線として使う場合は、「モバイルデータ」の項目でリンクスメイト側のSIMを有効にしてください。
アンテナピクトの横に「4G」や「5G」のマークが表示されれば、サブ回線の通信確立は完了です。
リンクスメイトのサブ回線をもっと便利に使うおすすめの活用方法
サブ回線の設定を完了させた後は、リンクスメイト独自のサービス仕様を活かすことで日々のスマホ利用がさらに快適になります。
通信費の節約や利便性の向上に直結する、おすすめの活用方法を3つご紹介します。
活用法①:データ通信をリンクスメイトに固定して通信費を節約する
スマートフォンのモバイルデータ通信設定をリンクスメイト側に固定し、日頃のWeb閲覧やアプリ利用の通信をすべて集約させます。
メイン回線側は大手キャリアの低容量従量制プランや通話特化プランに抑えておくことで、スマホ2台持ちにするよりも全体の月額料金を大幅に抑えられます。
大容量データプランをリンクスメイトで柔軟に調整しながら契約すれば、無駄なギガ代を支払う必要がなくなります。
活用法②:カウントフリーを活用してゲームやSNSのギガを消費ゼロで楽しむ
月額550円(税込)のカウントフリーオプションを追加し、対象のゲームタイトルやSNS、動画配信サービスを外出先でも心ゆくまで利用します。
対象コンテンツ利用時の通信量が90%以上カットされるため、月々のギガ残量を気にしながらプレイするストレスから解放されます。
万が一月間データ容量を使い切って低速制限状態になったとしても、対象コンテンツであれば高速通信のまま快適に楽しめる点が魅力です。
活用法③:万が一の通信障害時に主回線からワンタップで切り替える
auやソフトバンク、楽天モバイルをメイン回線にしている場合、NTTドコモ網を使うリンクスメイトが万が一のセーフティネットとして機能します。
メインキャリアで大規模な通信障害や電波圏外が発生した際、スマホの設定画面からデータ通信先をリンクスメイトに切り替えるだけで、即座にネット通信を復旧できます。
ビジネスでの重要な連絡や地図アプリの利用、キャッシュレス決済など、突然の通信遮断によるトラブルを完全に回避可能です。
リンクスメイトのサブ回線設定でよくある質問
リンクスメイトをサブ回線に設定・初期設定するにあたり、ユーザーがつまずきやすい代表的な疑問をQ&A形式でまとめました。
設定がうまくいかない場合や疑問が生じた際の参考にしてください。
設定してもアンテナピクトが立たずネットに繋がりません。
まずはスマートフォンの「機内モード」のオン・オフを切り替えるか、端末を一度再起動して電波の再取得を試みてください。
それでも繋がらない場合、iPhoneでは他社の古いAPNプロファイルが残っていないか「設定」>「一般」>「VPNとデバイス管理」から確認し、重複しているプロファイルを削除してください。
Androidの場合は、APN情報のスペルミスがないか、またVoLTE機能がオンになっているかを再度確認しましょう。
リンクスメイトのAPN構成プロファイルと他社のプロファイルをiPhoneで同時に使えますか?
iOSの仕様上、1台のiPhoneにインストールできるAPN構成プロファイルは原則として「1つのみ」となっています。
そのため、メイン回線側がプロファイルのインストールを必要としない大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)や一部のサブブランドであれば問題なく併用可能です。
メイン回線もプロファイルを必要とする格安SIM(MVNO)である場合は、プロファイル競合により併用が制限されるケースがあるため事前に構成を確認しておきましょう。
データ通信専用SIMをサブ回線にした場合でも、メイン回線で音声通話の着信は受けられますか?
デュアルSIM対応スマートフォンであれば、データ通信をリンクスメイトに割り当てている状態でも、メイン回線側の電話番号宛ての着信や発信は通常通り行えます。
通話用の優先SIMを主回線に設定しておけば、ネットをリンクスメイトで使いながら普段と変わらず通話の発着信が可能です。
まとめ:リンクスメイトをサブ回線に設定して快適なスマホライフを始めよう!
リンクスメイトをスマホのサブ回線として導入することで、日々の通信費節約と万が一の通信障害対策を完璧に両立できます。
- 端末のデュアルSIM対応とSIMロック解除状況を事前に確認
- iPhoneはSafariからAPN構成プロファイルをインストールするだけで完了
- Androidは指定のAPN情報を手動登録して接続先を指定
- カウントフリーや通信障害対策として用途に応じた柔軟な回線切り替えが可能
初期設定の手順は一度覚えてしまえば決して難しくありませんので、手元にSIMが届いたら早速設定を済ませて、快適で自由なデュアルSIMライフを体験してみましょう!








